無知なままでのリボ払いのカードローンの利用は、借金地獄への一本道?
#次世代応援 #ネット広告 #カードローン #リボ払い
最近、投資やローンのネット広告の乱立はもちろん、SNSの悪用が目に余ります。
先日、YouTubeの投稿者の規制が厳しくなること、その割には広告の出稿者に対しての規制が緩すぎることは、このブログで指摘しましたが、特に命の次に大事なお金についての、ネット広告の乱立やSNSの悪用は目に余るものがあります。
例えば、カードローン。例の最高裁判決でグレーゾーン金利が違法となり、過払いの返還訴訟祭りが全国で展開されました。その結果一部の弁護士が大儲けし、消費者金融会社はほとんど姿を消すか、銀行の傘下に入り、カードローン業界もやっと正常化すると思いきや、消費者金融に加えてクレジットカード会社、銀行の三つ巴でリボ広告のオンパレードと以前にも増して異常な状態です。カードローンCMの自粛を金融庁が銀行に通達したという話を聞いたことがあったようななかったような・・・。
カードローンのテレビCMは減らないし、ネット広告はもっとひどいことになっています。特に許せないのはSNSのブログなどを使って「リボの正しい利用法・賢い利用法」などとうたいながら、広告ではとても書けないようなキワドイこともバンバン書いてあり、そのいずれもが金融機関のリボ勧誘広告に紐づいているという現状です。
投資系にしても、前にこのブログで触れた通り、太陽光発電投資や不動産投資は言うに及ばす、バイナリーオプションなどもやらせブログが花盛り。Twitterやインスタにまで、やらせコメントが拡散し、それに引っかかって多くの人に損をさせ、なけなしの財産や友達をなくす若者が急増中です。
バイナリーオプションはデリバティブの一種で、不招請勧誘つまり対面での勧誘は禁止されているのですが、過剰なネット広告ややらせブログはなんでもOKということでしょうか?
詐欺まがいの投資勧誘や情報商材は言うに及ばず、それでなくても奨学金返済に窮している若者が多いのに、さらに借金地獄に突き落とすようなリボ払い一色のカードローン広告や怪しげな投資勧誘のSNSには辟易します。
確かにまともな金融機関でもゼロ金利が続き、企業への貸出も伸びないわ、日銀の国債吸い上げで自己売買益も見込めないわ、となれば、リボ払いカードローンくらいしか儲ける手立てがないのでしょうが、ネットの世界はあまりにも野放し状態ではないでしょうか?
当プロジェクトでは、リボ払いについての動画を近くYouTubeにアップしますので、乞うご期待です。
(BOSS)